こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、知人が盗撮被害にあった男性の体験談をご紹介します。

バドミントンクラブに入会してきた明るいIさん

私は40歳の男。会社員です。私ではありませんが、知り合いが1年前盗撮被害に遭いました。知り合いを助けるために手助けしました。知り合いの方は20代女性のIさんです。

私は若い時からバトミントンの地域のクラブに所属していて、彼女は7年前に入会しました。1週間に1回ですが、老若男女問わず楽しく気軽に汗を流すスポーツするクラブです。中には一生懸命やって試合に出る人までいますが、皆自分たちのペースで楽しんでいました。

Iさんは運動不足と、私達のクラブの活動するコミュニティーセンターから家に近いのと、高校の時に部活に所属していたのとでストレス発散も兼ねて来ていました。ほぼ毎週やって来ていて、そんなに背の高くない彼女のスマッシュは強烈でした。仕事は金融関係でほぼデスクワークでした。

Iさんはいつも笑顔で明るく、いつの間にかバトミントンクラブのマスコットみたいな存在になっていました。飲み会等で隣の席になることが多く、話をし、業種は違うが年上の彼氏もいてプライベートも順調そうで、幸せそうな顔でお酒を飲みながら恥ずかしそうに語る姿は微笑ましいものでした。

元気のなくなったIさん。大量の写真を私達に見せ…

しかし、1年前。Iさんは毎週クラブに来て運動して汗を流していましたが、顔色が冴えません。ため息や時折あたりをきょろきょろ見回したりしてちょっと様子がおかしいと思いました。その時はあえて聞きませんでしたが、仕事やプライベートで嫌なことなどあったのかなと考えていました。

その2週間後でした。携帯電話が鳴り出ると、それはIさんでした。いつもと違い元気はなく、暗い声でした。「どうしたの?何かあったの?」と私が聞くと、「助けてください。私もうおかしくなりそうで…」と泣き声が聞こえてきました。

これはただならぬ事態だなと気づきました。その日は日曜日で用事もなく家にいたのですが、喫茶店で話を聞くことになりました。私はコミュニティーセンターの近くの知り合いのSさん(この方も同じクラブの人です)のお店にしようと言いました。それとクラブの副会長をしているコンビニエンスストアの店長のKさんに連絡。Kさんも時間が取れるということで喫茶店に集合しました。

お店に着くと、Iさんはすでに着いていました。泣いていて目が真っ赤でした。全員集合し、何があったのかと聞くと、Iさんは震えた手でバックの中から写真を数十枚取り出し、私達に見せてくれました。

それは、Iさんの会社の制服姿や仕事をしている風景、私服で買い物している姿、それに我々とバトミントンをしている姿が写った写真でした。

「この写真が、毎日家のアパートに帰ると必ず1、2枚入っていて…」と彼女は号泣しました。盗撮でした。彼女は市外に住む彼氏にも連絡をして助けを求めましたが、彼氏さんも遠隔地の出張や仕事でいけない。時間を作って必ず行くと言っていましたが、実現できていませんでした。私が警察に相談したのか聞いたら、「まだ」との事でした。

コンビニの店長Kさんは「こんな卑劣な事する奴はゆるせんわ!」とテーブルを叩いていました。私は一つ気づいたことがありました。確信は持てなかったけど、彼女の仕事の制服の姿等を見て、これは会社の奴がストーカーしているんじゃないかと思いました。とりあえずIさんをなだめ、2時間くらい話し、Iさんの身を守るためにできることをしようと決まりました。

Kさんが密かに仕掛けた隠しカメラ

その話はバトミントンクラブの皆にも行きわたり、全員が協力してくれることになりました。Iさんには、怖いかもしれないけど普通通りの生活を心がけるように言いました。彼女の仕事帰りなどはクラブの者が見張ったり、ローテーションで担当しようとなりました。盗撮をする犯人を特定しない事には何も対策ができないから、人物と証拠を掴まないといけないと思いました。

次の日から時間の余裕のある者がIさんの会社の帰り車で迎えに行ったり、買い物も他の女性のクラブの者と一緒にしたりして、工夫しました。バトミントンの時は、元警備会社にいた体格の良いKさんが皆がスポーツをしてる間外に出てこっそりコミュニティセンターの周りを見たり色々しました。また、Iさんの住むアパートの大家さんが、喫茶店のSさんと同級生に頼んで、彼女のアパートの部屋の近くに隠しカメラを特別につけてもらいました。

しかし、毎日ではなかったけれど、時には郵送でIさんのアパートの集合ポストの中に写真が数点入っていたりしました。やはり彼女の会社内での仕事の姿や出社退社時の私服の姿等でした。色々対策をしましたが、効果は現れず困ってました。

1か月経とうとした時です。これ以上続くようだったら後は警察に相談しようということを話していた矢先でした。電話が鳴り出るとK店長からでした。ちょっと来て見てほしいと。

私は彼の家の近くでした。店のコンビニに来てくれと言われて行き、裏側のバックヤードを通り、Kさんと会いました。Kさんからカメラの画像を見せられました。バトミントンをするセンターの裏側に、秘かにKさんが隠しカメラを許可を貰い設置していたのです。

そこにはパーカーを掛けた眼鏡で薄い髪の男がうろうろする姿が写っていました。夜でしたが、明かりで時折顔が見えてました。また、Sさんがアパートに設置したカメラに不審者が映っていたということで見ると、それは同様の男でした。彼女の部屋のドアの差し入れ口を覗いたり、指を突っ込んだり、うろついたりしていて不気味でした。Iさんを何とか呼び、私達は彼女に画像の男を見せました。「あ…」彼女は絶句して青ざめてました。

ついに犯人を特定。彼は逮捕され、幸せになったIさん

私達は彼女を落ち着かせゆっくり話を聞くと、それはIさんの会社の別部署の年下のRという男ということが分かりました。彼女が入社した時は同じ部署でした。飲み会で「付き合って」と迫ったり、電話で「休みの日に遊びに行かないか」と以前は積極的にアプローチしてきたそうですが、Iさんは彼氏もいたし無視していました。

ともかく犯人が判明したので、彼女に画像を渡し、後は警察で事情を話しました。そしてIさんの会社の上司Dさんに会い、事の詳細を話しました。会社側でRに問い詰めると、最初はすっとぼけてましたが、証拠を見せると素直に自白。逮捕されました。どうやらRという男は、Iさんに振られたことと、自分が望んでもいなかった他の部署異動でストレスがあり、怒りを全てIさんのせいだと勘違いし犯行に及んだとの事でした。

それからのIさんはいつも通り元気を取り戻し、バトミントンにも精を出し、昨年秋の大会では準優勝しました。今年の春に彼氏さんも私達の地元に異動となり、彼女も結婚します。結婚してもクラブは続けるとのことで、結婚式の招待状をもらいました。必ず出席します。

Iさんの幸せと笑顔が戻り、一人の人間として大したことはできませんでしたが、嬉しく思います。その反面、どうして人は盗撮等の馬鹿げたことをするのか。リスクが高く自分が駄目になってしまうのが分からないのか?怒りや憎しみは誰しもあって、それを抑え発散しながら生きなければいけない。犯罪が起こってしまうのは悲しいと思いました。

TVや新聞でも見ますが、盗撮盗聴を実際に知り合いが体験したので、これは非常に許されない、してはいけないことだと私は思ってます。

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今回の体験談は以上です。

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