こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、職場で盗撮被害にあった女性の体験談をご紹介します。
男女共有のシャワー室
20代(被害に遭った時)の女性で、医療機関で働いていました。以前病院に勤めていた時、共同で使用するシャワー室で盗撮の被害に遭いました。
夜間勤務がある部署でしたので、夜になるとシャワー室でシャワーを浴びる習慣がありました。当時勤めていた病院にはしっかりとしたシャワー室が整備されておらず、私の部署は男女兼用のシャワー室でした。
最初のうちは使う事に抵抗がありました。女性にとっては家族でもない男性、しかも職場の同じ部署でいつも一緒に働いている男性と同じシャワー室を使うなんて冗談じゃないと思っていましたが、汗だくになって働いてスッキリしたいしリフレッシュしたいので、そのシャワー室を使うようになりました。
夜勤をしていない先輩がシャワー室に入っていき…
しばらくは何もなかったのですが、ある日職場の後輩(女性)がある先輩(中年男性)がシャワー室に入っていくのを見たと相談してきました。それもそのはず、そのシャワー室は同じ部署の全ての人が使用しているものではありませんでした。
一部の女性職員と、たまに誰か若い男性職員のみが使用しており、普段から使用している人が限られていると言うことはみんな知っていました。それに加え、夜勤は拘束時間も長く、一人で業務をこなすのでけっこうハードです。そのため、ある程度年齢のいった先輩たちはもともと夜勤をしていませんでした。
シャワー室に入って行った男性職員はまさにそれに当てはまる人でした。夜勤は普段からしておらず、普段は夕方まで勤務が終わったら帰宅しています。朝もいつもなら業務時間ぎりぎりに出勤するような人ですが、後輩が目撃したその時は朝のまだ誰も出勤していない時間だったそうです。
そして後輩は、その先輩が何かを持っていて、回収している事にすぐ気づいたそうです。不思議と不審者というのは分かりやすいようで、後輩は盗撮または盗聴器を仕掛けられていた事にすぐに気づいたそうです。
盗聴器を壊して、自分達の力で解決
その後、その後輩と職場長に相談しましたが、証拠がないので聞き入れてもらえませんでした。
私たちは自分の力で解決しようと、私が夜勤の日に、シャワー室をくまなく探しました。すると天井の換気扇のような部分な取り外しできるようになっているところに仕掛けられていたのです。
一度職場長に聞き入れてもらえなかったので、上司に話す事は避けました。上司も間もなく定年退職だったので、会社で事を荒げたくないという雰囲気がよく伝わってきていたこともあります。
結局、私たちはその盗聴器が天井から落ちたように見せかけて壊しました。(本当は足で踏みつけたので本人にはバレバレだと思いますが)
案の定、翌朝早くやってきて回収していましたが、壊れている(壊された?)事に気づき、その後は同じ場所には取りつけていませんでした。
私たちは女性職員内で情報共有し、別のシャワー室(少し離れた女性専用のもの)を使うか、またはシャワー室自体利用しなくなりました。
身近に変質者のいる職場は怖かったので、数ヶ月後、私とその後輩は会社を辞めました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の体験談は以上です。
当サイトでは盗聴や盗撮の調査も依頼できる探偵事務所を地域別の一覧にまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。