こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、同窓会のために人探しを行った男性の体験談をご紹介します。
行方不明になった妻の叔父
31歳男性会社員です。これは4年前の話です。
妻の叔父が行方不明になりました。叔父は山奥の集落に1人で住んでおり、少しボケが入ってきていました。
私と妻と、妻のお父さんとで交代で定期的に様子を見に行くようにしていました。施設等に入れる事も検討したのですが、本人が固くそれを嫌がっていました。
しばらくは大丈夫そうでしたので食品や日用品を届ける事を交代でしていました。
それから暫くして妻のお父さんがいつもの様に食品と日用品を持って様子を見に行った際、居なくなっていました。
しかも叔父は毎日カレンダーにその日に赤丸を付ける日課があったのですが、丸がその日に付いておらず、前日も赤丸が付いていませんでした。
つまり2日間いないという事でした。季節は12月中旬の真冬でしたので、外はとても寒い状態でした。
以前はバイクで山を降りて市街に買い物を行っていた叔父ですが、最近は乗る事をやめる様に言っていました。
バイクは小屋にしまってあり、バイクで出掛けた形跡もありませんでしたので、歩いて出掛けたか、誰かが迎えにきたかのどちらかではないかと思いました。
警察で捜索依頼すると
すぐに警察署に行き捜索依頼をお願いしに行きました。その時捜査員は私たち3人を個別に呼び、叔父の特徴を細かく聞きだしましま。
捜査員は2人いて、1人が質問し、もう1人がメモや、イラストを書く体制でした。
その時の時刻は夜の20時くらいでしたが、今から現地の周辺に捜査員を導入するとの事でした。捜査員は10名ほどいらっしゃるとの事でした。びっくりしたのはその対応の早さです。
イラストを書いている捜査員も特徴をとらえた似顔絵を書いており、質問する捜査員も効率の良い捜索判断を瞬時に判断し、指示していました。
そして捜査員からもしかすると今叔父が家に帰っているかも知れないので1人は家に戻ってくださいとのことでした。
そしてもう2人は叔父の知り合いに片っ端から連絡してくださいとの事でした。
捜索を開始して・・・
言われる通りにやり、家にはまだ帰って来てないとの事と知り合いに連絡し、叔父が来なかったかと聞いて回りました。
山での捜査はかなり大変だと身にしみてわかりました。捜査が開始されて2時間が過ぎた頃、ある知り合いから昨日の昼間にここに来たとの情報がありました。
そしてその方に会話を思い出してもらっていくとある知り合いの所に行くとの情報を得ました。
その情報を捜査員に伝え、捜査員が現地に行くと叔父を見つけたとの連絡が捜査員からありました。
歩いて知り合いの所にいき、帰る道のりが辛くなって泊まっていたとの事でした。生きていただけでなによりでした。
それから叔父に施設に入るように説得し、今では施設生活をしております。
あの時捜査に担当者していただいた方々には頭があがりません。本当に日本の警察は素晴らしいチームワークだと思います。
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今回の体験談は以上です。
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